第4章 猫王子と球技大会
『あー笑った。王子、湯豆腐好きなの?』
「…悪いか」
『何?照れてる?王子の照れ顔いただきー!写メ写メ…げっ!充電切れてる…もったいないなぁ…』
「良かったな。撮影してたら殺してたぞ」
『まあまあ。王子、クラスのためだと思って!協力してください!!!!』
「だから湯豆腐。作ってくれ」
『え?本当にそれでいいの?もっと他にあるんじゃない?』
「いや、それでいい。で、どうするんだ?乗るか?」
『乗る!聞いたか貴様ら!総隊長が我らの力となってくれようぞ!』
全員「うおぉぉぉぉぉ!!!!!」
がまとめ僕が指示する。これがこのクラスの理想の形なのかもしれないな。
『さ、総隊長!何か一言!』
「は?」
『総隊長からのお言葉!これは何にも代えがたい戦士の力となります!一同、敬礼!』
全員「イエッサー!」
「…僕がやるからには絶対に勝つ。いいか、この世は勝つこt」
『聞いたか貴様らぁぁぁあ!!!勝利は我ら1組の手にあり!』
…まだ喋っていた途中だったがまあいい。それから僕達1組はチーム分けを行いGW明けに行われる球技大会に向けて、休み時間に練習に励んだ。
ちなみに僕はバレーボール。はバスケになった。
GW前、最後の練習は昼休みに行われた。