第3章 〈其の手を〉
「…俺達の云う【組織】は、【ポートマフィア】の事だ」
「へー、マフィア。
…ん?
マフィア?
マフィアってアレですか、なんか悪い事してそうな奴ですか?」
「其のマフィア以外のマフィアって何が有るんだい?
其れに決まっているじゃあ無いか」
ニコニコしながら物騒な事言わないで下さい、太宰さん。
てことはあれか。
此の儘首領とやらの所に連れて行かれたらヤバい奴か。
「それじゃあ、送って頂いてありがとうございました。
さようなら!」
[暁は
▷逃げる を選択しました]
[おおっと、太宰さんと中也さんに囲まれて(名前)は逃げる事が出来ない]
[中也さんは
▷捕まえる を選択しました]
[暁は中也さんにジャーマンスープレックスをかけられ、身動きがとれない]
「痛い痛い痛いッ!!
止めて中也さん私女!女!
丁寧に扱って下さい!」
「こうでもしないとお前絶対逃げただろうが」
「そうですけど」
「テメェ…!」
「まぁまぁ、仲良くしようか」
その後、太宰さんが仲介に入ってくれました。