第1章 妊娠
次の日2人で地元の産婦人科を訪れ、診察で妊娠が確定した。
この時3ヶ月で、産まれるのは来年の3月28日だそうだ。
凪(これで妊娠は確定したな…)
すると産婦人科からの帰り道、やたらと赤ちゃんや子供が目に入った。
彼氏「ん?どないしたんや?」
凪「オレさ…傲慢やったな〜って思ってさ…」
今まで子連れに冷たくしたつもりはないけど…それでも全然、目に入ってなかったんだなぁ…と、この時しみじみ思いました。
お昼に2人で近くのラーメン屋に行って昼食を済ませ、お昼から仕事と言う彼氏と別れて家に帰りました。
凪「う〜ん、まだ全然わからんなぁ……」
帰って早々ベッドに寝転がり、お腹のエコー写真を見る。
まだ3ヶ月なので人の形はしてないが、コレが自分のお腹の中で生きていると思うと感慨深かった。
……この時の私は流産などの知識はあったものの、自分の子が流れる可能性なんて微塵も考えていませんでした。
【妊娠】終わり