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私の妊娠物語 〜20ヶ月の妊娠生活〜

第7章 はしゃぐ妊婦


学校が冬休みに入り、妊娠7ヶ月に入った12月下旬…。
安定期に入ったので長期休暇していたバイトも再開する事にした。
クリスマスと年末はコンビニもかなり忙しく駆け回ってたけど、その分お給料も沢山稼げました。


お腹は然程出ていなくても、子供一人お腹にいるので重くて仕事は妊娠前の時より大変でした。
けど、やっぱり彼氏の稼ぎだけで子供を育てるのは心許ないので少しでも多くお金が欲しかったんです。


そして迎えた大晦日…。


叔母「なっちゃん、妊娠おめでと〜!!」


従弟・長男「あと新年おめでと〜」


凪「オバちゃんありがとう♪そして長男、まだ年越してへん」


大晦日と正月は毎年従弟達が遊びに来て一緒に年越しを迎え、一緒に初詣に行く。
叔母は母と叔父の姉で、三人の息子がいる。
中学1年生の長男と小学校5年生の次男、そして3年生の三男と見事に男だけ。


従弟・次男「なっちゃん、あとどんくらいで赤ちゃん産まれるん?」


凪「今7ヶ月やから、3月下旬には産まれるで〜」


従弟・三男「なっちゃん、赤ちゃん産まれたらオレにも抱っこさせてな〜♪」


凪「おーおー、いくらでもさせたる」(笑


赤ちゃん好きの次男と下に兄弟のいない三男は子供が産まれるのを凄く楽しみにしてました。
けど…


従弟・長男「なっちゃん子供産まれたらもうあんまオレん家とか旅行とか行けへんくなるん?」


昔っから私の事を好いてくれていて中学生になってもベッタリな長男は、赤ちゃんが出来たら遊びに来れなくなるんじゃないかと心配してました。


凪「まあ最初のうちは子育てでそれどころやないと思うけど、慣れて落ち着いたらそうでもないで?またちょこちょこ遊びに行くよ」


従弟・長男「ホンマ!?よっしゃ!!」


喜ぶ長男が可愛くて思わず笑ってしまった。
赤ちゃんの頃から可愛がっていた私にとって長男は弟の様な存在だったから、長男は本当に私が好きなんだなと改めて実感し嬉しくなった。
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