• テキストサイズ

私の妊娠物語 〜20ヶ月の妊娠生活〜

第5章 意思と覚悟




凪「怒らへんの?一番何か言われると思ってたけど……」


気になって自分から聞いちゃいました。


叔父「そんな大事な事オレらが勝手に決めたらアカンやろ?凪達の子供やねんから、凪達の好きにしたらええ」


後から聞くと、叔父は私の妊娠に薄々勘づいていたそうです。
だからもし私がそれを打ち明けたら、心良く了承しようと思っていたと言ってました。


彼氏は土下座する勢いで頭を下げ、何度もお礼を言ってました。
私も「ありがとう」と言い、嬉しくて彼氏と二人で抱き合いました。
これで問題は無くなり、あとは安静に過ごして産まれるのを待つだけです。


凪(早よ顔が見たいなぁ〜…♪)


問題が無くなるとフッと気持ちが軽くなり、子供に早く会いたくて仕方なかったです。
彼氏は楽しみすぎて許しをもらってからすぐベビー用品を買い揃えたり、「名前は何にしようか?」としょっちゅう聞いてきました。


凪(母ちゃん…お前が産まれてくるまでに子育ての事いっぱい勉強するからな?楽しみにしといてや?)


私はこの時、やっと母親になる覚悟が出来たような気がします。





【意思と覚悟】終わり
/ 63ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp