第4章 泥棒の時間
ケイト「泣き震え)…
(昔から何年も続いた忌まわしい環境は、何度でも自分を殺そうと言わしめる。
でも、違った。
望んで、よかったんだ…;;
ここに居ることも…
気持ちに背を向けることも、しなくてよかったことだったんだ;)
…(微笑)
ありがとう、殺せんせー^^//;」
涙ながらに、礼を言った。
とても嬉しくて、止まらない涙を流して…
最初こそ、震えが止まらないままに……
それから、皆の方へ体を向けた。
ケイト「皆もありがとう^^//
そして、勝手に突っ走ってごめん!;(お辞儀」
カルマ「大丈夫だって^^
後で山ほどお仕置きするから(キラン&悪魔笑い」じりっ
ケイト「に、逃げたい;」たじっ
渚「頷)解る気もする;」苦笑
カエデ「頷)同じく;」苦笑
そんな中、皆に囲まれて
誰もが笑顔で頭を乱暴に撫でられて、ぐちゃぐちゃにされる。
寺坂「考え過ぎな上に抱え込み過ぎなんだよ!このボケ!!(微笑」ヘッドロック
ケイト「やめろっての!^^;(苦笑」腕掴む
不破「じゃあ
お仕置、皆にも考えるように伝えよっか!^^♪」
律「そうですね^^♪(敬礼」
ケイト「それはダメええええ!!・・;(あわあわ」
カルマ「自業自得(にやにや」
カエデ「なんかちょっとかわいそう;」
渚「うん;」
そうワイワイと盛り上がる現状に
思わず二人(渚とカエデ)が苦笑する中、殺せんせーは…
殺せんせー(大丈夫…
あなたはまだ若い。
何度でも、やり直しは効く。
無駄な時など、ないのだから…(微笑))
そう思う中、涙が一筋流れ落ちていった。
殺せんせーもまた、何か感じる所があったのか…
とても、温かい…透明な涙を、流していた……
昔を懐かしむかのような、それは…
とても意味深くありげな気がした。
失いたくないものを失って
認めたくない死が、目の前にあって。
そんな時があったからこそ
今という命がある時が、とても眩く見える。
だからか、その目を細めながら
優しく、温かな眼差しを殺せんせーは送っていた。