第19章 正体の時間
冬休み前日
渚「昨日の演劇発表会楽しかったね」
ケイト「ああ。竜馬いじりな^^♪」
寺坂「ああ!!??;」
カルマ「いやいや、あそこはもっと楽しめたでしょ^^♪」
寺坂「当然のように挟んでくんじゃねえ!!・・(ビシィッ!!」
カルマ「え?もっといじられたんない?(にやにや」
寺坂「黙れってんだよ!!なんだっててめえは!!」
ぎゃいぎゃいと喧嘩にもつれ込んでいく中…
渚「あはは^^;」
僕は苦笑するしかなかった;(汗)
菅谷「杉野は熱演だったよな~」
狭間「あんな邪悪な顔ができるとはねえ(微笑」
口々に思い思いの言葉を語っていると…
杉野「神崎さんと共演できるから力入り過ぎてよ~…
あんな顔したら嫌われるぜ、逆に…(しょぼん」
机に突っ伏したまま、沈み込む杉野に対し
当の神崎さんは…
神埼「そんなことないよ、杉野君。
演技力ある人ってカッコイイなって凄く思った^^」
杉野「マジで!?
俺、野球やめて役者の道進もっかな!」
殺せんせー「ピッチャーにだって演技力が要りますからねえ。
自分の生徒の意外な才能は嬉しいもんです」
ケイト「カルマの竜馬イジリ、日に日に増してない?;」
渚「んー;否定しがたい;」
ケイト「ほどほどにって止めてくるね;」
渚「う、うん。いってらっしゃい^^;(手を振る」
そう言った後、教室の出入り口から視えたのは…
手招きしてから、苦笑交じりに見つめてくる茅野だった。
茅野「^^;」
渚「ん?」
それから、茅野と一緒に話してから
ついて行くと…
辿り着いたのは、無人の体育準備室だった。