第7章 コードネームの時間
ケイト「私のような人としてもできそこないの存在が
『神様』を名乗るなんて、なんておこがましい;;(ずうううん」
渚「ひ、人がつけたあだ名だから…
ね?^^;
もっと気楽に考えて(ぽんぽん」
っていうか、本当に大丈夫なのかな?;
終いには、責任に押しつぶされるんじゃないかって
不安っていうか、心配にしかならないんだけど;
カルマ「俺は?(にや」
ケイト「…/////(ぽっ」
カルマ「にやにや)気になるんだけど…
ねえ?神様あ~?(にまにま」
ケイト「教えないから!!;」
その直後
両耳をふさいで逃げようと
必死に教室内を走りまくるケイトちゃんを
カルマくんが神様と呼びながら、追いかけまくりだした…;
カルマ「じゃあいたずらいっとく?『俺のもの』(にやにや」
ケイト「解ったよ!;
『イケメン魔王』!!;」
『イケメン魔王!!??;』
明らかになったあだ名に、驚きの声が響いた。
寺坂「何でそういうあだ名つけてんだよ!『バカ』!!」
ケイト「うるさいわ『鷹岡もどき』!!」
寺坂「お前か!!!;」
ケイト「華麗にスルー)
いたずらしている時、生き生きしててカッコいいでしょ?」
寺坂「無視すんな!!・・(怒」
渚&カエデ『う、うん・・;(頷く)
(スルーしていいんだ?;』
ケイト「だからイケメン。
で、いたずらっていえば悪魔。
その頂点に君臨するぐらい、発想が凄いから王様。
悪魔の王様=魔王。
神様ってなったら魔神ってなるけど
カルマは嫌がることを、ずっと続けるわけじゃないから
相手の意思をちゃんと考えてくれる立派な王様。
だから『イケメン魔王』」
渚「なるほど」
前原「ちゃんと考えてつけてるんだな」
カエデ「すぐ言えばいいのに」
ケイト「恥ずかしいから言いたくなかったんだよ//(ぶつぶつ」
カエデ「可愛い^^//♪」
渚「微笑)…」
微笑ましい光景に、僕は笑った。
けれど…
そんなケイトちゃんを見た直後、カルマくんは少し震えていた。