第7章 コードネームの時間
それを聴いた時
ケイトちゃんの言いたいことが、解った気がした。
ケイト「二度と繰り返させちゃいけないのにって…
そうしたら、また傷付けられる要因にもなって
傷付ける要因にもなって、どっちにとっても辛い出来事に繋がってしまうのにって…
そういうの
解っているのに、黙ってみてるの嫌でさ。
で…気が付いたら……
人柄自体は好きなはずなのに
全体的に見たら
その人そのものが嫌いってなってしまってた;(ずうん)
それと同じだったらいじめっ子たちも責められないし
それでも一年って時間をそういうことに費やしたからこそ
された側の気持ちがよく解るようにもなって
特に抑止力にもつながったから
人が嫌いだってなっても暴れにくくなるわけだし…
それがあったおかげでって繋がった点もあって
それによる感謝の気持ちと
よくも一年もの時をありのままじゃなく笑えなくっていう気持ちがあって
板挟みになってる感じ;
でも、許さなきゃ前には進めないって思って
結局の所、当時は許してしまった;
それで良かったのかな?って気持ちもあるけど
そうじゃなかったら、逆に何をすればって感じにもなるし
それに代えられないものっていうのはないって解ってたからかもしれない。
難しいなあ、人生って;(ぶつぶつ」
渚「やっぱり『神様』だね^^;」
前原「だな^^」
杉野「っていうかそれ以外の言葉は似合わないよな^^;」
カエデ「うん!普通、そこまで考えないし^^;」
カルマ「ん~。
俺が考えた『俺のもの』ってのもダメか」顎に手を当てる
渚「他の男子がそれ呼んだらどうなるの!?・・;
カルマくんはいいとして;」
カルマ「ん?殺すよ?・・(ゴゴゴゴゴ」黒怒オーラ
渚「男子が呼べなくなるじゃん!!・・;」
カエデ「私が考えた
『孤高の戦士』ってのもいいと思うんだけどなあ(キラキラ&微笑)
全部一人で背負い込みながらも
荒野の中でただ一人、風に吹かれながらも必死に闘い抜く姿勢が!!(ぐわしっ!!&キラーン!!」
渚「わ、解るけど落ち着こうか^^;」
その後、ケイトちゃんのコードネーム候補が
色々と明らかになっていった…;