第7章 コードネームの時間
それから、次の日の朝…
役人「うちの烏間から苦情が来てね。
『生徒を巻き込む暗殺を続ければ
あのモンスターは責任を感じて、教室を去る危険がある。
必ず殺す確信が無いなら慎んで欲しい』と。
それについては、私も同感だ」
役人と話していたのは、シロ。
シロ「…ま、いいでしょう。
しばらく様子を見るとします。
イトナを見切った私としても、計画の練り直しが必要だし…
それに」
役人「?それに?」
シロ「あの教室には、イトナ以上の怪物がいる。
虫も殺さぬ顔をして…
本人すら気付かぬ程の凶悪な殺意をも備えている。
私はね。
もちろん私が始末したいが
奴さえ死ねば、手段はどうでもいいんですよ。
私の改造も受けてない一般生徒…
そんな暗殺者が奴を殺るのも、また一興だ。
それでもダメなら、最終兵器でも用意しますよ」
そう呟かれた。
そんな時、教室の方では…