第5章 執着の時間
殺せんせー「待って!!;先生だけの責任じゃ
『くどい!!』
ちょいちょいうるさいな;(たらー)
そうして結局…
殺せんせー「しくしく;;」
涙を流しながら殺せんせーが一人で床掃除してた;
そう、濡れていたはずだった涙をぬぐった中
僕等の目に入ったのは…
渚「!」
カエデ「?どうしたの?」
渚「…いや…
いつもより、月が綺麗に見えた気がしたんだ(微笑」
そう目を向けていると
それに茅野もまた、窓へ振り返って…
カエデ「わあ!//
確かに綺麗だね!!^^(キラキラ」
渚「頷く)うん!^^」
僕等は頷き合った。
気持ちが通じ合うのも、とても嬉しい。
大事にすることもまた、大事な事。
でも…
だからといって、切り捨てていいものなんてない。
ケイトちゃんは、護ることに執着していた。
失ったから、護れなかったから…
余計に、目の前にあるものを失いたくなくて…
その感情(闇)から、護り抜きたくて……
色んな思いがあって
それでもそうあろうと決めて、生きてきた。
また、何か失うことになったとしても
それでも、ここには確かにあるんだ。
心にも、感情にも…
この時に抱いた想いは、交わした願いは
これからも、ずっと残り続ける。
距離はある。
それでも、心が繋がったように感じられた。
それが、僕等にはたまらなく嬉しくて…
教員室にまで伝わってたのは驚いたけれど…
それでも、それ以上のものを得られたような気がした。
気持ちが伝わってきて、涙を流して
押さえ込んでいた感情も、したいって欲も出せて…
ありのままを取り戻してくれたことが、とても嬉しかった。
そんな、泣いた後の晴れ晴れとした心境を
天気が示してくれたように視えた(微笑)
どこまでも晴れ渡って照らす、快晴となって…
(5月1日AM8:35~PM6:44、89~100(12ページ)更新)
2016-4-25、第二部・ピックアップ
2016-5-1、第一部・ピックアップ
ありがとうございます!
ピックアップ記念、増量版の更新は以上です。
合間を縫っての更新で
終えるまで時間がかかってしまい、すみません。
続きは晩から更新します。
どうか、これからもよろしくお願いします(土下座)