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偽りの婚約者

第2章 三人の皇子たち


「へぇ~俺様の言うことに「考えておきます」か…悪くない答えだな。気に入った!」

となぜか曖昧な返事をしたにも関わらず気に入られた?みたいだ。

そして私は
「お邪魔しました…」

と部屋を出て案内人に二人目の所へ案内された。

案内人は「次の皇子はちょっと…」
と言った。
私はその先の言葉が気になった。

そして
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