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偽りの婚約者

第3章 許嫁がいます


最後は三男のリュゴ・アグダー=ミルヴェーデン。

私はドアをノックした。
「誰ー?」
と聞かれたので
「セレア・ナルーシャです」
と言うと
「セレアお姉さんか!入って入って!」
と言われたので
「お邪魔しまーす」
と言い中へ入った。

「もしかして遊びに来てくれたのお姉さん!」
と笑顔で言われた。
私は
「話があって…」
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