第58章 ゲスブロック
パンパンッ。
突然鳴った音に皆意識を持っていかれる。
そちらに目を向けると、波瑠が手を叩いていた。
「休憩時間も残り少ないので、さっさと決めちゃいましょう。
休憩後の試合から、得点の高かった順番で練習後、というのはどうですか?」
「「「「やる!!」」」」
「決まりですね。
ではそろそろ休憩を終わりにして、練習再開しましょう!」
「「「あっす」」」
「なぁ、大地…ちょっと思ったんだけど…」
「なんだ?スガ」
「来年の部長、柏木が適任な気がして来た」
「あぁ…俺も今思った」
「だよな〜…」