第51章 アップルパイ
「分かったよー、やるってば。
全力でぶっ潰せば文句ないんでしょー?
まだまだ正セッターの座は渡さないもんね!」
どうやら収まったみたいだ。
こっちもこっちで色々大変そうだな。
「及川さんが居る限り、青城の負けなんて有り得な〜い」
「…」
「え、るぅ何?その顔、無言?」
「お前がくだらねェこと言ってっから呆れたんだろ、気にすんな」
「えぇ!?気にするよ!
くだらないって何?
俺がいつそんなこと言ったの?」
「呆れてはないです。
ただ少し試してみたいことが出来た、と言った方が近いですね」
「何?それ」
「今はまだ内緒です」
「ちぇー」