第46章 雑談 from 青葉城西
「次、金田一は?」
「お、俺は別になんとも…」
「嘘は良くないよ〜?」
目が泳いでるもん。
「え?いや、その…」
あらら、冷や汗ダラダラ。
隠してるのバレバレだね。
「すげーとは思ってます」
「他には?」
「…怖いっす。
あれが天才なのか、って格の違いを見せつけられてるみたいで。
なんか落ち込むっす」
金田一も天才コンプレックスか。
るぅのこと怖いって言ったら、岩ちゃんとか他の波瑠コンの人に睨まれると思って言うの躊躇ったんだろうな。
「分かるよ。
天才の飛雄ちゃんに相棒降ろされたんだもんね。
うんうん」
「え?
いや、あの、影山は別に…」
「良ーんだ。
天才じゃなくとも勝てるってこと、この及川さんが教えてあげるからね」
「あ、はい」
「ラスト〜、国見ちゃんは?」
何考えてるか、1番読めない。
「…癒し」
「え?」
「柏木さんは俺に癒し(安眠時間)をくれるんですよ」
癒しをくれる?
癒してくれる?
つまり慰めてくれる⁉︎