第46章 雑談 from 青葉城西
「ストップ!ストップだよ。
進行は俺がやるんだから勝手に話進まないでよね?」
「あ、すんませんっす」
「渡っちは?」
「気になる相手、です」
「へ?」
気になるって、そういうことでしょ?
恋愛対象として見てるってことだよね?
「まだ色々と爪を隠していそうだし、何より能力が高くて。
目が離せないです。
なんというか、少しだけ同じ匂いもしますし」
「同じ匂い?」
るぅは爽やかな匂いするけどさ。
「ヤメロ、そういうことじゃねェから」
渡っちの匂いを嗅ごうとすると、岩ちゃんに止められた。
「あいつも途中からポジション変えたからな。
そういうことなんじゃねェの?
元リベロのウィングスパイカーだ」
「リベロ…多分そうですね」