• テキストサイズ

【ハイキュー‼︎】女王と月

第44章 夜道


コンコン。


控えめなノックが響いた。


「どうぞー」


「あ、どうも」


「あれ、赤葦じゃん。

どうしたの〜?」


チラリとこちらを見る。


「冷やす必要もないのでどこでやっても良いんですけど…」


やっぱりここじゃ気まずいよね。


「じゃあお邪魔しても良いですか?

多分部屋は騒がしくて迷惑かけると思うので」


「良いよ〜」


「お邪魔します」


と、部屋の隅に腰を下ろした。


「とりあえずは力だけ抜いてくださいね。

あとは何してても構いませんから」


「そういう訳にはいかないよ」


「京治くんらしいですね」


「あの赤葦が女の子と普通に話してる。

珍しい…」


「あのってなんですか」


「だっていつも素っ気ないじゃん。

赤葦目当てで入部してくれてる子も居るのに」


「い、いえ…わたしは、その…」


顔を赤らめる新顔の女の子。


梟谷の新しいマネージャーかな。


前回の時には居なかったけど。
/ 588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp