• テキストサイズ

【ハイキュー‼︎】女王と月

第41章 ビーチといえば…?


「お互い大変だね」


「本当そうですね」


ペース配分を考えず、負けたくないが為に最初から常に全力疾走。


追いかける側の身にもなって欲しい。


私だって決して体力がない訳じゃないけど、男子に比べたら差もある。


その上今日は練習で疲弊しているしで本来の速さが出せてない。


それは京治くんも同じだ。


走るのが辛そう。


そりゃそうだよね、午前も午後も練習漬けだったんだから。


むしろ動ける方がどうかしてる。


「あ」


「どうかした?」


「あの3人、道外れて行きますけど」


「え…」


合宿所がある方向とは違う方向へ一直線に進んでいる。


「あまり外れ過ぎても戻るのが大変なんで止めて来ますね。

京治くんは後ろを固めててください」


「ごめん、お願い」


後ろを任せ、ペースを上げる。


「ストップ!」


なんとか追い抜くと前に立ち塞がった。


「どこ行くつもり?

合宿所はこっちじゃない」


「何っ、そうなのか?」
/ 588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp