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【ハイキュー‼︎】女王と月

第33章 危機


「おう。

とりあえず柏木、歩けるか?」


「大丈夫です」


床に手をついて立ち上がる。


「うっ…」


頭がグラッとしてバランスを崩す。


「なんで強がる訳?」


倒れかけた時、蛍が転倒を未然に防いでくれた。


「癖…?」


「僕に聞かれても困るんだけど」


「月島、そのまま柏木支えて行けるか?」


「あ、はい」


「ごめん」


「そういうの良いから」


そのまま肩を抱かれながら歩く。


「柏木さん!

事情は清水さんから聞きました、大丈夫ですか?」


「大丈夫です」


「とりあえず病院に行きましょう。

何かあってからでは遅いですから。

ボールは安全確認が出来るまで使用禁止です。


それから今日の練習はボールを使わない練習にしてください」


武田先生をいつにも増して頼もしい。


「烏養くん、澤村くん。

少しの間お願いします」


「はい」


「おう」


「では柏木さん、行きましょう」


武田先生付き添いの下、病院へと向かう。
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