第30章 告白
「高いと言っても0.1ですよ。
そこまで変わりません」
『うぉーい、当たりキツくない?』
『筋力つければ自然とスタミナもつくと思うんだよね。
どうするのが1番だと思うかな?』
『やっぱ肉だろ肉!
肉を食えよ赤葦』
「そうですね…プールとかはどうですか?」
『『プール?』』
「まだ身体の出来ていない高校生にはトレーニングではケガが1番心配です。
その点水中なら浮力もあって身体を痛める心配はありません。
まぁ、抵抗もあるので普通に筋トレするよりも疲れますけど」
『なるほど…プールか』
『物知りだなぁ、彼女ちゃん』
「まぁ、伊達にレギュラー張ってた訳じゃありませんから。
ただ私にはキツ過ぎて途中でリタイアしましたけど」
『分かりました。
ありがとう、参考にするよ』