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【ハイキュー‼︎】女王と月

第25章 憂鬱


「波瑠ちゃん、頑張って」


「!はい」


「「潔子さん‼︎

そのお言葉ぜひ俺らにも‼︎」」


「…」


「「ガン無視興奮するっす‼︎」」



「ほら行くぞ」


パンパン、と手を軽く叩いた。


澤村先輩を先頭に3年生、2年生、1年生と続く。


隊列を無視してる人もチラホラ居るけど。


私はとりあえず1年の後ろにつく。


「うぉぉぉぉっ」


「おい日向!

あんま叫ぶと体力消耗するぞ」


「おぉぉぉっっ」


「ひ、日向。

ペース配分考えないとあとで疲れるぞ」


「っておい日向、影山!

どこ行くべ」


2人で肩を並べながら突っ走って行く。


このままじゃ途中でバテるか、はぐれるかだな。


「おい待て!2人共!」


あのバカ2人は全く…。


澤村先輩が、どうしようか逡巡している内にどんどん離れて行く変人コンビ。


「すまんスガ、旭。

あと頼む。

待てこら日向、影山ーっ」


澤村先輩の怒号が鳴り響く。


「おう」


「お、おぉ」
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