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【ハイキュー‼︎】女王と月

第14章 思いやり


「はい。

それでスポーツドリンクを少しずつ飲ませてあげてください。

一気にはダメですよ。

それじゃ逆効果ですから」


「おう」


「あとはタオルが温かくなったら変えてあげるぐらいで良いと思いますよ。

あ、くれぐれも安静で。

騒がしくするのもなしで」


「分かった。

サンキューな、波瑠」


…名前。


クシャクシャと乱暴に髪を撫でた。


男の子ってそういうの好きなのかな。


「ジャージは明日研磨に返させるな」


「あぁ、はい」
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