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【薄桜鬼】貴方と紡ぐ四季の唄

第3章 秋。



ごほん、と一つ咳払いをして秋の景色に目を向ける彼の顔が、夕日に染まる空と同じ色をしていて、可愛らしさにまた笑った。

「私も、楽しみです」

晴れれば見事な景色も、雨が降っては台無しだ。
残念ながらこの時期は雨が降る確率が高い。
縁側から眺める分には雨の降る様もまた風情があって悪くないのだが、出かけるとなれば話は別だ。

どうか晴れますようにと、心の中で祈った。
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