第16章 『限定→本命カレシ。』 木葉秋紀 R18
久々の木葉のオフ。
ってことで私達は久々のお外デート!
…まあ、スポーツショップで木葉のお買い物に付き合うのが主だけど。
それでも、楽しいからいいの!
食事を済ませ、必要な買い物も終了。
少しぶらぶらしようかとなったんだけど…
痛い…
靴擦れ痛い…
でも久々のお外デートだし…
なんて思っていたら歩き方でバレたらしい。
速攻おんぶされ、木葉の家に直行。
『ごめん…』
そう謝れば私を背中に乗せながら木葉は私を叱る。
「お前さぁ…デートなんていつでもできるんだから…
無理だけはすんなって…」
『だって…久々だったから…』
ふと、本音が漏れれば私を掴む力が強くなる。
「んな可愛いこと言うなって…」
痛み消えた。
速攻消えた。
なんでそんなにかっこいいのよ…
木葉への”好き”が止まらない。
私は恥ずかしさで真っ赤になっているであろう顔を木葉の背中に埋めた。