第12章 兵士
お「あいつか……」
「まっ、待って!大丈夫だから!殴らなくても!うちがトド松くんを怒らせるような事言っちゃったの!」
パシッと手を掴み引き止める。
お「どんなこと?」
「もぅトド松くんとはヤりたくないって言って怒らせたの!」
次の瞬間
フワッとおそ松くんの手が腰に回ってきた。
お「じゃあ俺とならいいの?」
すごい至近距離でそう尋ねてきた。
「えっ?!ちょ…」
こんな事されたことないから
ドキドキで心臓が爆発しそうだ。
でも
「いっ、今こんな事してる暇はないの!」
ドンッ
軽くおそ松くんを突き離し
二階の部屋に行った。
「カラ松くん!!」
入ると同時に彼の名前を叫んだ。
すると布団が引かれてあってカラ松くんはそこで寝ていた。
そして
チョロ松くんが救急セットを持って
カラ松くんにガーゼなどを貼ったりしていた。
「カラ松くんは大丈夫なの?」
チ「一時的に意識を失ってるだけ
だから大丈夫だよ。」
「…よかった。」
チ「にしても君も大丈夫?その…首と頬っぺた…。」
「大丈夫!段々痛み引いてきたし!」
その時急にチョロ松くんの表情が変わった。
そしてこう口を開いた。
チ「あのさあれからね。」