第2章 ここから初めて
家に入れてもらえないかぁ、まぁ普通そうだよな…パジャマ姿で突っ立ってる奴とか入れたくもないよな。
とりあえず歩くか…。
あれ?なんか場面が一気に飛んでライブ会場の前に来てしまった。
お?もしかしたら会えるかも!あの人に…
チ「はぁぁっにゃーちゃん可愛いかったぁぁ♡」
でもどうやって話しかける?!
こんな格好した人が話しかけたら変人決定だよね?!!どうしよう!
チ「?あの子なんでパジャマ姿なんだ?」
「どうしよう…」
チ「あ、あのぉ…どうしたんですか?」
「え、やだ神○ボイス♡」
チ「あ、あの?」
「え、あ、うわぁぁぁっ?!」
チ「うわぁぁぁっ?!」
「あ、ぁぁごめんなさい」
チ「あ、あの貴方パジャマ姿でなにを…」
「ちょっと家を追い出されたもので…」
チ「え、大丈夫ですか?寒くないですか?」
「凍え死にそうです」
チ「なら!僕のパー…あ。」
「えっ?!いいんですか?!松パーカー!!」
チ「えっ?いやぁ、ちょっと家に忘れてきてしまったみたいで…」
チ「すみません」
「あ、あぁ大丈夫ですよこのくらい大した事…へっくしょん」
ふいに北風がビューって吹いた時寒さのせいで大きなくしゃみをしてしまった。
チ「あのぉ大丈夫ですか?よかったら
ぼっ、僕の家に…」
「いっ?!いいんですか?!」
チ「あ、は、はい」
やったぁぁチョロ松くん
ちょろい!!
こうしてうちは松野家にお邪魔することになったのだった。