第9章 ここから始めて*
次の瞬間
ガラガラと二階の襖が開いたかと思えばおそ松くんが入ってきた
「あっ、、、」
とても気まずかった。
お「……………。」
なんて声をかければいいのかわからなかった。
お「カラ松。ちょっと下に行ってて。」
カ「…?わかった」
そしてカラ松くんは部屋から去って行った。
「………。」
うちとおそ松くんの間に長い沈黙が流れる。
お「まゆ。」
「な、なに?」
うちはおそ松くんをどこかで許していたのかもしれない。
お「怒ってる?」
「い、今は少し収まった」
お「あの時…キスなんかしちゃってごめん」
「大丈夫だよ。」
お「俺さ。あの時必死だったのかもな、まゆがいなくなるって思ったら」
お「なんとしても引き止めなきゃって思ったんだ。」
「お、おそ松くん…///」
かぁぁぁっとまた顔が熱くなる。
お「だってよぉ」