第2章 抱えこむな
「いつも身につけているのか?」
「自分の身を守るためです」
「剣の稽古は好きか?」
「はい!」
「よし‥じゃあ稽古するか」
外に出た
さっそく始まった
「なかなかやるな!」
「ありがとうございます!」
剣の稽古をしていると誰かが木からおりてきた
「主‥誰です?その子は」
「新しくきた薬剤師の里奈だ!そしてこいつはオビだ」
「へぇ‥」
「稽古はこのくらいにしよう」
「またお願いしてもいいですか?」
ゼンは頷いた
「もちろんだ!」
するとミツヒデとキキがやってきた
「ここにいたのかゼン」
「里奈と稽古をしていたんだ」
「オビもいたのか」
「このお嬢さんなかなかやりますよミツヒデさん」