第6章 お見合い
「ゼン?」
「俺はお前を必ず選ぶ!違う人を選んだりはしない」
「ゼン‥もう一度言おう‥邪魔をするな」
ゼンはイザナ殿下を睨みつけた
「里奈に変な事を言わないで下さい!これ以上変な真似をするならお見合いを終わりにします」
「‥ゼン貴様‥」
イザナ殿下は剣をゼンに向けた
「ゼン!!」
「お嬢さん!ダメだ!」
オビは里奈止めた
ゼンはイザナ殿下から目をそらさない
「‥お見合いは中止だ。これで終わりにする。下がっていいぞ」
「失礼します」
「ゼン!大丈夫?」
「俺なら大丈夫だ!部屋に戻るぞ」
「ゼン‥ありがとう!」
里奈がそういうとゼンは顔を赤くしたがすぐに笑顔になった