第16章 PROVE-証明する-

パチュパチュンと
ぶつかり合う肌の音が
シャワーで静かに溜まる
お湯の音に
紛れていく

『分からない…ヘンなの……？
気持ちよくない………？』

まだ泣いたまま
俺に抱き付く姫凪　　

「逆だって（笑）
お前のナカに思いっきり
ぶっかけそうだから
言ってんの…赤ちゃん
出来んぞ…？」

そう。ヤるつもりなんか
無かったから
ノーヘルでぶち込んでる

生とか本気でしくじった
こんな気持ちいいの
我慢出来るかよ！