第14章 NOD-うなずく-

頭をギュッと抱き締めて
優しく背中を撫でる

染み込む優しさが
私の涙を誘う

「いや、泣かれたら困るから　
言ったんだけど？
僕が泣かしたみたいでしょ
ホント…放っておけない…
ねぇ…チョット遊んで行く？
夜の公園とかチョット楽しいかもよ？」

蛍くんが近くの公園に
私を連れて行く

『あ、ここ！いつも遊んでた公園
ちびにゃんの公園！
なんか久しぶり！
凄い！変わってないね！』