• テキストサイズ

白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]

第14章 NOD-うなずく-


蛍くんに手を引かれて
暗くなった道を歩く

特になんにも話さないけど

冷たかった蛍くんの手に
私の体温が移って
段々ポカポカしてくる

暖かくなると
泣きそうになる

明光くんの体温を思い出す

ここにない体温が恋しくなるから

「そんなに寂しい?」

『え?!何が?』 

「アニキがチョット
居ないだけで
泣きそうな顔するじゃん」

蛍くんがため息を吐く
/ 1320ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp