白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]
第12章 【LONGING】-願望-
『やっぱり明光くん
大人の女の人が良いのかな…
せっかく大人みたいな水着
買いに行ったのに………』
「…やっぱり持ってなかったんだ」
ハッ!!
言っちまったなぁ!
『…だって学校のヤツなんか…
可愛くないじゃん…
明光くん嬉しくないじゃん
だから………』
頑張って選んだのに………
また目の所がジワジワして
涙が落ちそうになる
「見せてよ水着。どんなの?」
蛍くんが私と向き合って
パーカーに手をかけたのを見て
さっき脱がされたのを思い出す