白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]
第12章 【LONGING】-願望-
お腹のドロドロとか
心のモヤモヤとか
色々ごちゃまぜになって
思わず蛍くんに向かって叫ぶ
「話しが見えないんだけど……
結局アニキと何かは
あったんだよね?
話してみたら?」
蛍くんが首を傾げて
私の頭を撫でる
手の温度は明光くんと違って
冷たいけど何だか落ち着いて
頭もチョットずつ回り始めた
秘密のお部屋の事は話せないから
明光くんとカンナさんが
チューしてた事と
子供って言われた事を
所々端折って話した