白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]
第10章 JUST FIT-ぴったり合う-
「うーそ!姫凪が
嫌がったら止まる!多分!」
『多分って(笑)』
「だって姫凪とじゃなきゃ
したくねぇもん!』
『…えっと…ちょっと怖いけど…
…明光くんとなら…頑張るよ…
姫凪は明光くんのだから♡』
素直で純粋で俺に全力で
向かってくるお前が
世界で一番愛しいよ
「ユックリ、な?
時間はいっぱいあるから
ずっと一緒だよ、姫凪」
『うん!』
笑顔の姫凪を抱き締めて
何度目か忘れたキスを送り
ユックリ、ユックリ
俺を刻む
幼い笑顔にまた膨らむ欲望を
ぶつけるのは
まだ少しあとの話