白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]
第10章 JUST FIT-ぴったり合う-
甘い甘い声で
優しく唇を塞ぐ
舌を挿れてクチュッと絡めるのも
さっきよりも ずっとずっと優しく。
『姫凪も…あ…愛してるの…』
戸惑いながら言葉を紡ぐ口
"好き"じゃなくて
"愛してる"
姫凪の声で聞けるのが
幸せだ
甘ったるい雰囲気に融けそうで
「で?どう??
姫凪の味のチューは?
ウマいか??」
わざとイタズラに笑って
ペロッと舌を出すと
『きゃー!明光くんのえっち!
あんな事…しちゃダメ!』
アワアワしながら
また顔を隠す