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白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]

第1章 ANOTHER STORY-もうひとつの物語-


思わず叫んだ俺の言葉に
お婆ちゃんは

「…そうね…悪い家族ね…」

と、悲しそうに笑った

「ごめんなさい…お婆ちゃんは…
悪くないのに…」

急に襲ってくる罪悪感

「もう少し守ってあげられたら
いいんだけど…もうそんなに…
長くないからね…
明光くんがお兄ちゃんなら
姫凪は幸せだったね」

長くない…。

"そんな事ない"って言える
状況じゃないのは

震える姫凪を見たから
俺にも分かる
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