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白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]

第8章 HEAL‐癒す-


「なんでー?俺は居てぇよ?
ほら、オヤツ!食べよ?」

俺は気にせず話しかける

『…帰って…怒られる
お願いだから……』

そう言って姫凪が身体を
横に倒して
背中を向ける

「帰って欲しかったら
病院行って?
このままじゃ死んじゃうだろ?」

同じ色合いの髪の毛に
指を通すと
キシッと少し傷んだような感触

サラサラで柔らかかったのに

『…いーの…姫凪は…
要らない子だから
誰も悲しまないよ…』
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