白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]
第7章 GRAVE‐刻み込む-
お前が俺に溺れるように呪文を
何度も何度も繰り返しかけてしまう
『姫凪も…明光くんだけ』
頬を染めた姫凪に
またひとつ欲情の歯車は回される
「じゃあさ…俺の印…
付けるから。
姫凪、胸元開け。
あと少しでいいから」
『印??どうやって??』
はだけた胸元が
また少し開かれる
「ん?こうやって」
チャント隠れる場所に一つだけ
俺は吸い付き痕を残した
真っ白な肌に綺麗な華
「ほら。付いたろ?
俺のって印。
姫凪、誰にも見られるなよ?
俺以外に見せるな?分かった?」