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白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]

第7章 GRAVE‐刻み込む-


歳相応の蛍が羨ましくて

なにも隠さなくても良いお前らに
嫉妬が止まらない

なぁ?大人になった時
この手はまだ俺を選んでるのかな?

他の誰かを選びたいって
言われたら
俺はお前の手を離せるのかな

考えるだけで怖いんだ。

いっその事
今、手放せてしまえたらなんて
何度も何度も考えた

でも…

「姫凪…好き…
お前だけ…お前だけだよ…」

離そうとした手を
引き寄せて
囁いてしまう
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