白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]
第7章 GRAVE‐刻み込む-
『姫凪…は…いつまで…
子供なの?いつ大人になれるの?』
「まだまだ。だろ?
早く大人になってくれよ
そしたら…俺は……」
もう…妹なんて言い訳しなくても
お前を守れるのに
いつでも抱き締められるのに…
『明光くん…辛いの……?』
姫凪が震えながら
俺の腕を掴む
「全然へーき。
ただ、早く大人になった
姫凪とチューしたいだけ(笑)」
『よかった…姫凪もだよ?
大人になって…いっぱい
明光くんとチューしたい
大人にならないと出来ない事も
してみたいよ』