白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]
第6章 FALSE‐本物でない-
「姫凪、えっと…ごめんね?
…泣かないで…?
僕のオヤツあげるから!
ゲームも先にやらせてあげるから!
ね?泣かないで…ごめんね……」
姫凪を引き寄せて
チュッとほっぺに唇をつける
『蛍くん?』
「ごめんねのチュー?」
僕からするの初めてでしょ?
変だよね?オカシイよね?
笑っていいよ?
笑ってよ?
『蛍くんが珍しい(笑)
大丈夫よ?明光くんが最近
チョット遊んでくれないから
寂しかっただけ!
蛍くんありがと!
大好きよ!』
あ。笑ったぁ…