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白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]
第6章 FALSE‐本物でない-
夢の中でまで兄ちゃんと
チューしてるの?
ホントにしたのは僕なのに!
「帰ってない。
今日も遅くなるんじゃない??
…デート…とかじゃない…?」
ムカムカしたまま
放った言葉に
姫凪の目が大きく揺れる
『そう…だよね…!明光くん
モテるからね!ヤッパリ…彼女…
居るよね…(笑)』
顔は笑ってるけど
握られたスカートで
泣きそうなのが伝わって
チクッと胸が痛い
キミがそんな顔するのは
いつも兄ちゃんが居ない時
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