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白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]
第6章 FALSE‐本物でない-
姫凪の髪の毛を触ると
うっすら汗で湿ってる
赤ちゃんみたいだ。
『ん…んん』
姫凪がソファーの上で
寝返りを打って
落っこちそうになった
慌てて落ちそうになった
身体を抑えると
姫凪の腕が僕に巻き付いてきた
「姫凪?」
熱いくらいの体温にまた
ドキドキする
オカシイよ。
姫凪なんか苦手で
姫凪が好きなのは…
頭とは裏腹に
唇がまた姫凪に向かって
近付いていく
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