白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]
第6章 FALSE‐本物でない-
『明光くん…ごめんなさい…
でも…姫凪…明光くんとしか
チューしてない…したくないよ?』
抑えつけた身体が微かに震えてる
目には涙が浮かんで
『明光くん…許して…
姫凪…いー子にするから…』
俺が教えたキスで
俺の唇を塞いで
クチュクチュ舌を絡ませ
吸い上げてくる
クラッとする
真っ直ぐな姫凪の気持ちに
ぶつけたくなってしまう
俺の欲を全部………
ダメだって何度も言い聞かせて
「姫凪…いー子…
怖かった?ごめん…」