白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]
第1章 ANOTHER STORY-もうひとつの物語-
「忘れるとかないから(笑)
また一緒に遊ぼうな?」
一旦離して屈んでから
また抱きしめる
『うん!明光くん
だぁいすきー♡』
無邪気で可愛い姫凪
この子が笑う顔が好き
この子が笑う顔が見たい
強く思った
「明日また三人で庭で遊ぼう?」
『蛍くんは…姫凪が来なくて
良かったって思ってるかも…』
ンなわけない。アイツが一番心配してた
捻くれてるから
口に出さないだけで
毎日毎日
庭を気にしてたのは蛍だ。
何度も何度も
俺に心配だと言ってきてたよ