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白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]

第1章 ANOTHER STORY-もうひとつの物語-


「全然上手くならないわね」

かすかに聞こえた姫凪のお母さんの声

それでも弾き続ける姫凪を置いて
二人は出て行った

「姫凪!」

一人になった姫凪に声をかけた

声に気づいてキョロキョロ辺りを
見回して庭から覗いてた俺に気付いて
裸足のまま庭を突っ切って
駆けてきた

『明光くん!!どうしたの?!』
   
キラキラした顔で
嬉しそうに笑う姫凪に

胸が暖かくなる

うん。さっきよりも可愛くて
いい顔してる
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