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白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]

第22章 VOID-からっぽの- 


「姫凪?なぁ?どうした?」

どうもしないよ?
私はどうもしてないよ?

「なぁ?なんで何も言わねぇの?」

声に意味がないから

抱き締められた
身体が優しく撫でられ
頭も撫でられるけど

なんにも感じない

何度も呼ばれる名前

姫凪。
私の事。だよね?

名前を呼ぶ度に
悲しそうにしてる

あなたは

だぁれ? 

ねぇ?なんで泣きそうな顔を
してるの? 

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