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白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]
第20章 TINY-ちっぽけな-
「それだけじゃ無いだろう?」
俺の問いに
悲しそうな顔をして
首を振る姫凪を見ると
それ以上突っ込めない
突っ込んで
アイツらぶん殴ってたら
何か変わったかな?
「そうか。喧嘩は凹むな。
慰めてやるから
出て来いよ……ほら…」
聞くのを諦め
ならせめて慰めたくて
癒やしたくて
俺は姫凪の手を握る
「窓に足掛けてみ?
後は抱っこで連れ出してやるよ」
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